EMOOR2006—2026
EMOOR ANNIVERSARY
20

株式会社エムール 
創業20周年

Contributing to Better Sleep and Well-being for 20 Years

2006年7月 —— 2026年7月4日

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CONTENTS

目次

エムール創業から
20年経ち考えたこと

2026年7月4日高橋 幸司

このページの文章は、この2か月間(2026年5月~6月)、心に浮かんだことを便箋に思い思い手書きしたものをワードに書き写した手記です。この手記は、自分やエムールについて興味を持っていただいた方に対して書き残しています。今、この時ではなくとも、数年後だとしても興味を持ってくれた時点で見ていただければいいと思って書きました(AIは一切使用していないので、誤字脱字もあるかもしれません)。

揺れながら進む

20年

20年を頭に浮かべると、長くて、一瞬で、きつくて、楽しくて、やっぱりきつくて、もやもやとした感情が続く20年でした。それが今もこれからも続くと思っています(もやもやとしている時の方が前進しているのでネガティブな意味だけではないです)。

20年は時間的には連続しているはずです。しかし、自身の感覚的には連続していません。とはいえ、5年単位とか綺麗に分割されたものでもなく、ランダムな期間の合計が20年になった印象です。同じ世界にずっといるというのとは少し違います。まったく違うとは言いすぎですが、かなり違う世界がランダムな期間のかたまりで訪れたという感じです。ふと振り返った時に本当に同じ世界なのかなと思うこともあります。今も何個目かの世界で生きている感覚です。だから、20周年という言葉はしっくりとこなくて合計20年という印象です。

この合計20年で感じる一番の成果は、ビジョンを寝かせて育てたことだと思います。とても良い感じに育ってきました。まだ十分に成熟はしていませんが、自分以外の人が感じて認識してもらえるレベルにはなってきました。ビジョンの芽が少しだけ地上から出てきたのでしょう。自分の中では、エムールのビジョンは人の役に立つ大切なテーマであると信じていました。だから、時間はかかるだろうと想定していましたが、ここまで時間がかかるとは思っていませんでした。今がピークであるとは感じてないので、あと5年・10年、もしかしたらもう少しかかるのかもしれませんがより良くなると思います。この20年で、ビジョンの純度が高まってきたこと、良いビジョンに恵まれたことは有難いと思います。20年を思う時、考えが浮かぶのは「お金」「人」「研究」「ブランド」の4つです。それぞれについて書いてみます。

過去

お金

お金についてはあまり書きたくはないけど必要なことだから書かねばなりません。創業当初は当たり前のことですが、思い出したくもない嫌なことが多々ありました。溢れ出るような想いに蓋をして創業当時は過ごしていました。創業時からお世話になっていた税理士の先生がいます。よく話を聞いてもらっていました。その時に、何度も現金の強さを私に説きました(詳しくは長くなるので省きます)。またこの当時の金融機関の人が私に対してかなり高圧的で傲慢でした。お金を借りたらどれだけ追い込まれるだろう、どれだけ自分が信じていることが曲げられるだろう、と安易に想像できました。これらの事から創業当時に自己資金でいこうと心に決めました。徹底的な原価率、利益率の管理を行い、雪だるまのように現金が増えていくイメージを持って(税金で半分近くもっていかれますが)経営をすることを心掛けました。それが良かったのか悪かったのかはわかりません。しかしその結果、創業から20年ずっと黒字ですし、借入金はありません。自己資本比率は常に80%を超えています。通貨は日本だけではなく世界の通貨があるため為替リスクも吸収できています。売上と利益は増収増益で20年続けることができました。

この結果は誇らしい部分もあるかも知れませんが自分ではピンときません。気持ち的に大きいのは創業時に恐れていた状況を回避できたこと、自分たちの思考と行動に制限をかけなくて済む資金的余裕がある状態にあることです。会社は、ビジョンが社会的に正しく思考と行動がそのビジョンに適合していれば時間経過とともに大きくなるものだと思います。お金はあくまでもビジョンを推進するためにあるものであり、自分たちが信じていることを曲げないためのものと捉えています。その状態を今も維持できていることに少しホッとしています。今後もこの基本的な考え方を維持して、(なるべく)真っすぐに歩みたいと思います。

多様な人

やはり会社は人だと思います。そして、人の悩みのほとんどが人によるものだと思います。私ももちろん人で悩んできたし、もやもやした気持ちは常にあります。しかし、人についても私は恵まれていると感じています。ひとりひとりを細かく書くことは出来ませんが、ぶつかりながらも常に前向きに同じ場所で同じ時間を過ごしてくれた仲間に感謝したいです。ビジョンに向かいその達成を共に味わいたいと思うのが自然だと思いますが、私は今一緒に時を過ごしてくれていること自体の価値が大きいと感じています。なぜでしょうか。

自然と社員数は増えていくのですが、人数の多寡には興味がありません。ある程度の範囲で価値観が近い魅力的な人と一緒に仕事をしたいという想いの方が強いです。魅力的な事業を創るには魅力的な人の想いと力が入っているべきだと思います。私自身もその一部でありたいといつも思っています。これからも魅力的な人に魅力的な会社だと感じていただき、共鳴していただけるようにしたいと強く思っています。会社は、それぞれの個性を発揮し、自分の思考を深め(広め)、社会実装していけるような機会を生み出す場でありたいと思っています。そういう意味で、個性のある多様な人が活躍する場として、人と家具の関係性を思考していくというテーマはとても良いと思うし、日本から世界へと活躍の場を広げていくエムールの方向性はとても自然なことだと思っています。

思考

研究と社会実装

突き詰めると、生きることは「知ること」と「思考すること」だと思っています。年を取るほど新しい知との出会いは喜びが大きいと感じます。新しく得られた知の多くは既知とつながりを生むことや既知の理解が深まったりする効果があります。その効果が得られた瞬間は何とも言えない喜びに包まれます。

知に出会う営みとして最適な方法として研究活動があると思います。背景と目的があり、既往研究を調べ、仮説を立てて研究計画を立てる。得られたデータをもとに分析し、考察する。これらの一連の活動の中で知と触れ、思考を繰り返すことがとても重要だと感じます。ビジネスの世界では期限と結果が優先され、うまくいった理由、うまくいかなかった理由が曖昧なままになることもあります。研究では、なぜそうなのか?を突き詰める思考が働きます。この研究での知と思考とビジネスが組み合わせると構造的な欠陥を補完し、強くなるなと感じます。

一方、思考の発展には複数人での議論が良いと感じます。同じ問いを異なる角度から照らすことで1人ではたどり着けない立体的な思考が可能になります。エムールでは意図的にビジネスの場でも、研究の場でもこのような場をつくってきました。それが、商品・サービス開発でも、研究でも良い効果を生んでいると感じています。

仕事自体は周囲の人に(むしろ積極的に)渡していくべきだと思いますが、思考は手放してはダメです。経営を辞めるときはいつか来ますが、その理由は体力でも気力でもなく思考を手放した時です。自分で考え、人と考え、思考を発展させ社会実装をしていくことが大きな喜びであり生きがいになると思います。私にとっての経営は、ビジネス(社会実装)と研究(思考と実証)そのものであり、どちらの活動もビジョンの実現と生きるために必要なものなのです。

構築

ブランド

世界の誰かに響くものづくりをして仕事の本質を楽しみたい。音楽、スポーツ、アート、フード、ドリンクのように世界の共通言語に近い存在をイメージして家庭の中で快適に使われる健幸家具を通して世界に貢献したい。

寝る、という行為について寝心地の質を高めて睡眠に貢献したい。座る、という行為について座り心地、立ち上がりのしやすさで日常生活に貢献したい。たたむ、という機能が及ぼす生活の利便性で貢献したい。そして、閑のある暮らし(閑寂な)世界観を伝えられたら良いと思っています。それは、単一の商品からも醸し出されるものかもしれないし、複数の商品から構成される空間全体で表すものかもしれない。いずれにせよ、エムールの皆さんと一緒に作り上げられれば良いと思っています。そして、世界の人とその感覚を共に楽しめたら最高だなと思っています。

2026年7月現在は、日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、スウェーデンの10か国で販売しています。むやみに国数を増やすことには関心はありません。それぞれの国の人たちの生活に溶け込み、認めていただき、貢献できるブランドにすることが目標です。規模は小さいけども、自分の人生において世界で表現できるブランドを創ることを自分の仕事にできた時点でかなり満足です。自分の仕事にできたか、できなかったが重要なので、まずできたという事実にとても大きな満足を得ています。この熱は決して冷めることはなく、より高めていきたいという気持ちです。ブランド活動には多くのムダがあり、葛藤があり、それを乗り越えて段々と純化していきます。すると、その想いや行動に共鳴し新たに人が集まってきて、異なる思考が加わることで純化しつつもブランドが大きくなっていきます。これぞこの仕事の醍醐味だなと思います。言葉にするのはけっこう難しいです。

長い時間と社会への影響

おわりに

だから、この半年・1年のことは少し予想できるけども、その先のことは全くわかりません。わかる必要もないので、ビジョンに従い、仲間と純度を高めてブランドを大きくする(良い影響を与える範囲を広げる)ことが出来れば良いなと思っています。そして、エムールが生み出したものについて一時はエムールのものですが、いずれ社会の共有財産になり得ます。科学や発見は等しく未来のために活かされるものだと考えています。エムールが何を残せるかは分かりません。しかし、私たちの活動が人々の健康生活に貢献したいという純度が極めて高くなったときに必ず何かを残せると信じています。

最後に。この20年間、とても幸せでした。そして、今も幸せです。これからもそう思えるように静かな研究と社会実装の日々を過ごしていきます。いろいろなことをいろいろな人にありがとうございます。

エムールの歩み

2006

寝具インテリアのD2Cブランドとして創業

2010

寝具の品ぞろえ1,500種類突破

2013

電気通信大学との産学連携事業(睡眠計測)

アスリート向け睡眠コンサルティング開始

2014

「ねむりくらし研究所(現:睡眠・生活研究所)」設立

海外への販売開始

2015

睡眠センサー付き寝具の研究開発開始

2016

身体情報から最適な枕を選ぶアプリのリリース

睡眠と寝具に関する複数の特許取得

2018

睡眠モニタリングデバイスSLEEP DOT販売開始

2019

株式会社スリープテクネ設立(法人向け事業開始)

東京大学、早稲田大学等で睡眠事業に関する講演

日本睡眠学会第44回定期学術集会で口演発表

2020

睡眠コンディショニングサービスサイトオープン

2021

日本睡眠学会第46回定期学術集会で口演発表

多摩ブルー・グリーン賞(最高経営賞)を受賞

2022

日本睡眠学会第47回定期学術集会で口演発表

ユーキャンと「睡眠セルフマネジメント講座」開発

2023

健康家具ブランドとして人体系家具の研究開発を強化

睡眠・生活日誌(無料版)の提供開始

予約制体験ショールーム立川

パーソナライズ寝心地診断サービス提供開始

日本睡眠環境学会で奨励賞受賞

2024

日本睡眠学会第48回定期学術集会で口演発表

寝心地の要素分析に関する論文を学会発表

予約制体験ショールーム青山オープン

2025

日本睡眠学会第49回定期学術集会で口演発表

2026

日本と欧米を中心に世界10か国で販売

予約制体験ショールームの来場者数5,000名突破

エムール伊勢丹立川店オープン

創業20周年

20周年記念キャンペーン

これまで支えてくださったお客様や関係者の皆様への感謝の気持ちを込めて、創業20周年を記念した4つのキャンペーンを同時開催いたします。

公式オンラインショップ限定 オリジナルタオルハンカチプレゼント
01 / Online Shop

公式オンラインショップ限定キャンペーン

対象:税込25,000円以上のご購入(抽選50名) 期間:2026年7月4日〜31日
エムール公式オンラインショップ ↗
公式Xフォロー&リポスト大喜利キャンペーン
02 / X (Twitter)

フォロー&大喜利キャンペーン

対象:公式Xフォロー+リポスト&コメント(抽選30名) 期間:2026年7月4日〜20日
エムール公式X ↗
公式LINE友だち追加&アンケートキャンペーン
03 / LINE

友だち追加&アンケートキャンペーン

対象:公式LINE友だち登録+アンケート回答(抽選5名) 期間:2026年7月4日〜20日
エムール公式LINE ↗
スマートスペースベッドLUXIM購入者オリジナル扇子プレゼント
04 / LUXIM

LUXIM購入者キャンペーン

対象:LUXIM(ラクシム)ご購入(先着20名) 期間:2026年7月1日〜31日
公式ショップ・体験ショールーム ↗

20周年記念セール

これまでのご愛顧に感謝を込めて。エムール創業20周年を記念した特別セールを開催中です。

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